リハビリテーション部の特徴
特徴1リハビリテーション実績(回復期リハビリテーション病棟)
回復期リハビリテーション病棟 当院平均データ:2023年4月~2024年3月 全国平均データ:2023年度(回復期リハビリテーション病棟協会)
※1:リハビリテーションの効果を測る指標の一つです。当院を退院された患者さまの入院時と退院時の機能的自立度評価(FIM)を用いて、どのくらい回復したかを点数化し、それに要した入院期間を所定の計算式に当てはめて算出します。厚生労働省は「40」以上を基準としており、実績指数の数値が大きいほど、リハビリテーションの効果が高いといえます。
◆その他 クオリティインジケーター
特徴2リハビリテーション部スタッフ数
・理学療法士 108名
・作業療法士 63名
・言語聴覚士 26名
・公認心理士 1名
・歯科衛生士 5名
合計203名
(2024.5現在)
特徴3365日リハビリ提供体制
病院や症状ごとのリハビリ
脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅰ)
運動器リハビリテーション料(Ⅰ)
呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)
廃用症候群リハビリテーション料(Ⅰ)
がん患者リハビリテーション料
特徴4自宅・屋外を想定した空間でのリハビリ
リハビリハウス(7F)
ハウス内は段差や畳、こたつ、布団、じゅうたんなどがあり、実際の住宅に限りなく近い環境でリハビリを行うことができます。
リハビリテラス(2F)(1周70m)
自宅に帰られると玄関前が砂利道や飛び石、坂道など様々な環境が想定されますので、実際の環境に近い設定での歩行練習が可能です。
芝生広場(7F)
7F屋上には天気の日は明るい光がふりそそぎ、福山市が一望できる絶好の場所となっています。
また、ここにある芝生を利用した歩行訓練や、趣味を活かした動作訓練も可能となっています。
特徴5口腔ケア・摂食機能療法
言語聴覚士が、口腔ケア、摂食練習に携わっています。
入院時スクリーニングを行い、患者さまの口腔状態を確認し、定期的な口腔ケアにつなげています。摂食練習では言語聴覚士が歯科衛生士や看護師と情報共有を行い、口腔ケアと共に口や舌の運動を行います。
特徴6透析室でできるリハビリ
透析実施中に、ベッド上で使用できる電動アシスト付エルゴメーター(エスカルゴ)にて、有効性のある有酸素運動ができるように取り組んでいます。
特徴7訪問リハビリ
在宅生活をより安全で安心して送れるよう専門スタッフがサポートします。
要介護状態・要支援状態にある方のご家庭に直接訪問し、セラピストが日常生活での基本動作、身の回りの動作、コミュニケーション能力の改善に努め、最適な機能回復支援に取り組んでいます。
また、ご本人をはじめご家族との状況をお聞きし、状態に応じた快適な環境づくりのアドバイスや相談にも応じています。
特徴8充実したリハビリ機器
デジタルミラー
ミラーに映る映像で楽しみながらバランス重心移動中心の訓練などの効果的なリハビリを可能にしています。
天井走行型体重免荷レール(長さ約12m)
体重を支えることで下肢の負担を軽減し、歩く練習を行います。重度の介助が必要な方もこの装置を用いることにより、安全に立ち上がりや歩行動作等を行うことが可能です。
レッドコード
天井からつるされた赤いロープで身体の様々な部分を支え、時には負荷を与えたりと、巧みに利用してストレッチングや筋力強化をより効果的にするリハビリ機材です。
ドライブシミュレーターHONDA セーフティナビ
自動車運転の模擬的な練習と共に、手と足の複合動作、高次脳機能障害による注意障害や緊急時の反応の検査などを行います。運転に関する能力に問題がなければ主治医の指示のもと、自動車教習所で実車の練習を行います。
アイビス(IVES)
脳血管障害により運動麻痺がある患者さまや骨折、靱帯損傷などの術後に生じる筋力低下などに対する治療で使われます。電気刺激によって動かしたい筋肉を繰り返し動かすことで神経伝達を回復させていくことが可能です。