広島市安佐北区にあるガラスの里。
ここはお子様から大人まで楽しめるガラスのテーマパークとして知られている。
まず博物館では、ガラスの歴史や古代のガラス工芸に、現代アートが展示されている。
博物館故に、写真が取れないのが申し訳ないが、ビーズアクセや、銀化ガラスなどがあり、実に綺麗。
ガラスに関する薀蓄も多く、ビーズとは、アングロサクソン語の『bede(祈る人)』が語源で、ビーズアクセは儀式用に作られたものだとか、ガラスの成分である珪酸や酸化アルミ等が周囲の鉄や銅、マグネシウム等と化学変化を起こし、銀色になる現象を銀化という、とったような知識もつく。
その他にも、トリックアートや姿が変わって映る鏡等の不思議体験を楽しめるガラスの城や、気軽にガラス製品を作れる工芸体験もあるのがガラスの里の魅力である。
しかし、このブログを読んだある男女はこう思ったという。
I 「でもガラスの里って、安佐北にあるんでしょ? 福山からは遠いんじゃないの?」
S 「HAHAHA――! 言うと思ったよ。でもこれを見給え」
S 「クリアなハートは、透き通る思い! ここは県内に六カ所あるという恋人の聖地の一つに数えられていて、全てのハートを見つけると、願いが叶うと言われているのさ!」
I 「まぁ、素敵! 他の五つはどこにあるのかしら?」
S 「宮島弥山にある消えずの霊火堂、宮島ロープウエー、呉の大和波止場、尾道千光寺公園、神石高原の紙飛行機タワーさ。是非、恋する二人には巡ってもらいたいね。因みに、このブロガーは既に五カ所を回っているらしいよ。一人で」
I 「えっ!? 一人で!?」
S 「そう、一人でね」
I・S 「あははは、あははは、あははは――――!」
(薬剤科)