源宗坊寺。
ここは中国地方が誇る珍寺として有名である
行ってみると、
こんなのと
こんなのが
いきなりお出迎えしてくれ、度肝を抜いてくれる
掴みは充分だ
門をくぐると最初に現れるのがパンチパーマの閻魔大王
写真で分かりにくいが、亡者を踏みつけており、芸が細かい
他にもこの風神の腰には間の抜けた猫がくっついていたりと、
奇妙でありながら造りこまれた造形は見事で飽きさせない
だが、一番すごいのはこれだろう
黒い不動明王だが、その手前には、
がある。実は不動明王を内包して、巨大な大仏を造る予定だったらしい
製作者である稲田源宗坊が亡くなったことで未完になったと言う
完成が見られないのは残念だが、これはこれでと写真は十枚は撮らせてもらった
さて、珍寺と聞くと、マニアックな響きがあることは否定出来ない
同じ寺ならもっと有名な所があるだろうという意見も理解出来る
確かに、観光地となるような寺は魅力的だ。
私も東大寺の大仏を初めて見た時の衝撃は忘れられない
しかしネットや雑誌を読んで探し出し、不便な道を汗水垂らして歩き、
まるで探険をするかのようにして行くのが珍寺だ
この楽しみは有名な寺では味わえない妙味があるのだ
全国には数多の珍寺がある。皆様もぜひ訪れて頂きたい
(薬剤科)